しみ・くすみ・メラニン

紫外線対策(UVケア)を行う人の多くはその目的として、しみやくすみなどお肌のトラブルに対する為の美容を掲げているのではないでしょうか。

紫外線量が多く、メラニンが作られやすい沖縄や鹿児島など南の地域の人は、紫外線量が少なくメラニンが作られにくい北海道や青森などの北の地域の人と比較して、しみやくすみが目立つ傾向にあります。

また、農業や漁業のように紫外線を浴びる機会が多い人もシワが深かったり、しみやくすみが多かったりします。

このように紫外線としみくすみはメラニンが原因となっています。

紫外線を大量かつ長期間に渡って浴び続けることでメラニンが作られていきます。

その為、将来的に日焼けがしみやくすみ、しわに繋がる可能性が高くなってしまうのです。

過剰に作られたメラニンは、その出来た場所で色素沈着をさせてしみやくすみの原因となる、と言うことなのです。

そのようなことにならないようにする為には、まずなるべく紫外線を浴びないように心掛けるようにしましょう。

紫外線とメラニン、しみ・くすみの関係

紫外線を浴びるとメラニンが作られます。

このメラニンが肌の色を黒くしますが通常であればメラニンは、肌のターンオーバーによって抜け落ちて黒くなった肌も元通りです。

しかし紫外線を大量もしくは長期間浴びる環境にいると、メラニンが過剰に作られてしまいます。

過剰に作られたメラニンがくすみやしみの原因になるのです。

紫外線を浴びてからくすみやしみが出来るまでの流れを簡単に表すと、次のような感じになります。

大量の(もしくは長期間)紫外線を浴びるとメラニンが過剰生成される→大量の紫外線により真皮にまでダメージが及び色素沈着を起こししみやくすみになる。

このメラニンを作る能力は遺伝子的に決まっている為、紫外線を浴びても赤くなるだけの人はメラニンが出来にくい=しみやくすみが出来にくい人です。

しかしメラニンは肌細胞を紫外線から守る働きを持つ為、しみやくすみは出来にくくとも皮膚癌になるリスクが高いということなので、注意が必要です。

メラニンが出来た後のしみやくすみ

メラニンが原因で出来てしまったしみやくすみを消すことはかなり難しいと言われています。

現在、メラニンが原因で出来たしみやくすみをなるべく取り除く方法として、次のような方法があります。

  1. ピーリング
  2. トレチノイン(ビタミンA誘導体)
  3. 各種レーザー治療
  4. コラーゲン注入
  5. ヒアルロン酸注入
  6. ボトックス注射
  7. プラセンタ療法

上記はいずれも、メラニンが原因のしみやくすみ、しわを消すと謳っている方法ではありますが、それぞれにメリットやデメリットがあること、費用が高いことから、簡単に手を出せる人はいません。

また最近は、色素沈着(=シミ)に効果的だと言われる高濃度のビタミンCを配合した美白化粧品などが数多く販売されています。

長期間継続使用することで、ある程度のしみやくすみを薄くすることは出来るかもしれません。

しかし、1ヶ月間使用した程度ではしみやくすみが完全に消えることはありません。

以上のように、メラニンが原因で出来てしまったしみやくすみ、しわを消すことは難しいことです。

若い内から、しみやくすみが出ないよう、気を付けることが一番でしょう。

しみやくすみのお手入れ法

メラニンにて出来てしまったしみやくすみを除去する方法として美容整形が挙げられます。

しかし、メラニンの生成に関係する食品や成分を摂取することで、しみやくすみの改善は可能なのです。

しみやくすみは、グルタチオンという成分を増やすことで改善が期待できます。

グルタチオン元となる成分や、それ以外のメラニンによるシミやくすみの改善が期待出来る成分はいくつかあります。

それは、ヒドロキシチロソール、L-シスチン、ビタミンC、ナイアシンです。

上記の成分を摂取することで、内部からメラニンによるシミやくすみを改善します。

また、内側からのみならず外側からもケアをすることで、より改善効果が期待できるのです。

外側からの改善は、以下の手順で行います。

  1. 紫外線を浴びた後は肌を冷水や濡れタオルで冷やす
  2. 肌が乾燥している為、化粧水でしっかり保湿をする
  3. 強い紫外線を浴びた時・長時間紫外線を浴びた時は、炎症が治まっているのを確認してから美白マスクや美白美容液でケアを行う。

以上が、メラニンによるしみやくすみのお手入れ方法です。

目から入る紫外線にも注意を

紫外線を浴びることでメラニンが生成され、それがしみやくすみになることは御存じでしょう。

それならばしっかりと長袖やタオルなどで紫外線を遮れば良い、そう思っている人はいませんか?

実は目に紫外線を当てると、隠しているハズの肌まで日焼けしてしみやくすみが出来てしまうのです。

紫外線が目から入ると、体内に活性酸素が発生し、メラニン色素が反応によって全身で作られます。

メラニン色素をつくる紫外線はしみやくすみだけでなく、たるみやそばかすなどの肌トラブルの元凶です。

体の中でも特に、顔は毎日紫外線を浴びている為に活性酸素の影響を一番強く受けてしまうところでもあります。

メラニン色素は、紫外線からお肌を守る役割を持ちますが、このメラニン色素が沈着してしまったのがしみやくすみです。

一年で一番紫外線が強いのは5-6月頃とされています

したがってUV商品等を使った紫外線対策は春先から始めましょう。

メラニンによるしみやくすみの対策は、早いうちから取っておいた方が良いですね。